西安 食と街紀行①
2020年のお正月は中国の古都、西安で迎えました。
大晦日に現地に着いて、宿に荷物だけ置いてさっそくぶらぶら。
行先が決まってから現地の食べ物について調べると麺やパンなどの種類が豊富とのこと。
シルクロードの起点である西安。
ここから西は砂漠地帯もあり乾燥した気候。
こういう風土では米より小麦栽培が盛んだからでしょうか。
城壁に囲まれた西安の街。
これは完全に保存された城壁としては世界最大だそう。壁の上は歩けますが全長15キロほどあります。
壁の上から外を見下ろすとこんな感じ。夜景がきらびやかです。
西安の食べ歩きスポット、回坊風情街。
回とは回族=イスラム教徒のこと。
昼も夜も賑わっていて飽きないこの通り。
ほぼ毎日2回ほどこのへんを食べ歩きまわりました。
水餃子。注文が通ってから包んでくれます。
チキンかと思って買ったら羊の足のヒヅメのところを煮込んだものでした。
牧場みたいな匂いで食べきれず残してしまいました。西安で数少ない口に合わなかった料理です。
西安バーガー、肉挟馍(ロウジャーモー)。
小麦粉と水だけで作ったようなシンプルなパンに牛や羊の肉を挟んだ名物料理。
歩きながら食べられるので何度も買いました。
びゃんびゃん麺。おいしくて衝撃的。
西安から800キロ東の田舎出身だという現地の人の話では、
「僕の田舎では麺といえば塩ゆでしただけの食べ物。西安にきてこんなに種類が豊富なので驚いた。中国全土で西安は一番麺類がおいしいところ」
だそう。
カステラみたいなケーキ、柿のまんじゅう、ヨーグルト……
目についたものを買い食いし続けた初日。
よく歩きました。
街のランドマーク、鐘楼では花火と習近平の画像。それなりにお正月を迎える雰囲気。
でも中国のお正月といえば旧正月。
この時も旧正月に向けたお正月準備といった雰囲気でした。
ちなみに西安の旧正月こそが最も中国らしいお正月だそうで、街のあちこちに「最中国」のポスターが。
そして静かに年越しを迎えたのでした。
いちおうバンザイしてます。
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